お風呂が沸きました

風呂好きアラサー男子の戯言掛け流し

魔法のチョコレート

ドラマみたいな日常が突然俺の下へやってきた

 

春風みたいな人だった

あたたかで、せつなげで、いじらしくて

 

 

プラネタリウムみたいな優しい瞳に

 

子供みたいに赤みを帯びた頬に

 

それでいて男らしい、少し高い背丈に

 

整った顔立ちに咲く、満開の笑顔に

 

 

 

6年越しに覚えたこの感情を

一体どう処理したらいいか分からなくて

 

苦しくなった。

 

 

夢なぞ放り捨ててしまいたい

 

何も考えずただ気持ちを伝えたい

 

どんなに楽になるか。

 

 

夢の為に仕事は辞めた

悪く言えば、逃げたんだけどさ。

未練がましく英語と関わり続けるその気持ちを

信じてみたくなったのです。

 

 

 

人生は選択の連続

 

優柔不断で生きるの不器用だけど、

(会社の同期にも生きるの下手そうで心配!って言われたよ笑)

それでも自分なりに決めた結果の積み重ねに今、立っていると自負してる

 

 

やりたい事、会いたい人。

 

将来の目標、理想の相手。

 

仕事、恋愛。

 

譲れないもの、心奪われたもの。

 

 

未だかつてないほど大きな天秤のど真ん中で

俺の心は張り裂けそうです

 

 

いっそ会わなければ良かったかなぁ

 

英語なんてさっさと捨てられたら良かったなぁ

 

後ろを振り向けばすぐ目の前に着いてまわるタラレバ

 

考えても仕方のないことだけど

充分分かってはいるけど

それでも考えてしまう、弱さ。

 

 

 

ハリーポッターのスピンオフシリーズ

「ファンタスティックビースト」に

記憶を消す魔法「オブリビエイト」が出てくる

 

魔女とマグルの禁断の恋

 

お互い惹かれあってるのに、魔法界の規則か何かで交際は禁じられてて、仕方なくマグルの彼氏の記憶を消さなきゃいけなくなって、

 

 

んで、魔女の彼女を苦しませまいとマグルの男がオブリビエイトのかけられた雨に自ら打たれに行ったんだったかな

 

なんだか格好良かった

 

 

 

帰り際、あの人に貰ったチョコを口に入れて、ふとそんなことを思い出した

 

このチョコが溶けて無くなるように

この想いも全て消えてくれたなら